そして笑顔でさようなら
(別に、、最終回じゃありません笑)
唐突ですが、優しい人ってどんな人でしょう?
口調が柔らかい人、困ってる人をほっとけない人、よく面倒をみてくれる人、頼まれごとに嫌な顔しない人…
いろいろ例が浮かんではきますが、
厳しいことを言ってくれる人も優しい人なんだ
と思います。
自分が誰かを傷つけているとき、
自分を大事にしていないとき、
あえて耳の痛い厳しいことばをかけて自分を諌めてくれる人。
厳しいことばをかけられると反発するからケンカにもなるし、その場の空気も悪くなる。けど、それを厭わない人。
そういう人は、相手のために自分を犠牲にできる、とっても優しい人なんだと思います。
優しくないのよね
で、ぼくはといえば…
ちっとも優しくありません。
まあ、、相手が困っていれば多少なりとも手を差し伸べようとは思います。
相手からどうしてほしいかを聞き取って(または探って)、できるヘルプはしますよ。
ただ、無造作に誰かを傷つけている人って、たいがい「自分が困っている」という認識を持っていません。
そういう人に「お困りですよね?」というスタンスで接するのは、仕事ならまだしも、日常ではキツイよなあ…って思うのです。
時々あるのが、上から目線、恫喝的な態度、会議で議論の腰をたびたび折る、自分の言いたいことだけ主張して人の話を聞かない…とか。
そういう人に、
「それではゆくゆくはあなたが困りますよ」
というスタンスで指摘したりアドバイスするのが優しい人と思うのですが、
ぼくはそれができないなあと。
で、どうしてきたかと言うと、
適当なところで見切りをつけて
特に予告もなく
その人の前から笑顔で立ち去ります。
その人の人生にコミットしようとはあまり思わないというか。
良く言えば、
人の人生をどうこうしようというのがおこがましいし、それがその人らしさならそれでいいんじゃないの?ただ自分とは合わないです。我慢してまでお付き合いしようとは思えないです。ごめんなさい。さようなら。お元気で^_^
てな感じです。
ダイバーシティやらホラクラシーやらティールやら包含だの言ってるのに恥ずかしい気がします。。
が、
今のところ、ぼくにとってこれがダイバーシティの本質じゃないかと思うのです。
人と分かりあうのは無上の喜びですが、分かり合えないときもあります。
そこで無理にすり合わせることで人間関係に疲れてしまわないためにも、
さっさと離れるのは得策だし、持続可能にするコツじゃないかと。
ただ、めんどくさいことから逃げてるだけかもしれないですけど。