「7つの習慣」に挑む ~その6
またもすっかりご無沙汰になってしまいました。。申し訳ございません。
振り返ると、毎週書いていたのだからすごいなあと我ながら思ってしまいます。
もとい、気を取り直してまいります。
「7つの習慣」オンラインレクチャーの感想つづきです!
ラインナップは、以下のとおりです。
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なぜ、「7つの習慣」を学ぶべきか? ⇒ 「その2」で書きました!
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「7つの習慣」で出てくる用語 ⇒ 「その3」で書きました!
- 「7つの習慣」のアウトライン~成長の連続体 ⇒ 「その4」で書きました!
- 第1の習慣 「主体的である」
- 第2の習慣 「終わりを思い描くことから始める」
- 第3の習慣 「最優先事項を優先する」 ⇒ここまで「その5」で書きました!
- 第4の習慣 「Win-Winを考える」
- 第5の習慣 「まず理解に徹し、そして理解される」
- 第6の習慣 「シナジーを発揮する」 ⇒ここまで、今回一気に書いてみます!
- 第7の習慣 「刃を研ぐ」
- 質問・レクチャーの感想など
…というわけで、今日は第4~6の習慣について。
ちなみに、第1~第3の習慣は「私的成功」、第4~第6の習慣は「公的成功」につながるとされています。
で、今回は「公的成功」をめざす第4~6の習慣についてです。
それでは、よろしくどうぞ!
7.第4の習慣「Win-Winを考える」
「Win-Winになるようにしよう」ではなく、「Win-Winを考える」です。
「Win-Win」はよく聞くので知っている方も多いと思います。
自分の目的も、相手の目的も、両方達成できている状態で、交渉や一緒に仕事をする際のあるべき姿なのかなと。
ところで、「Win-Win」ということは、「Lose-Win」や「Win-Lose」もあるわけで、これ、またマトリクスな図があります。↓
直感的に分かっていただけると思うのですが、4通りの組み合わせがあるわけですね。
で、自己主張が強いと(勇気と表現されています)自分がWinする方向に、思いやり(配慮と表現されています)が強いと相手がWinする方向に、それぞれ振れてくるとのことです。
こう見ると、「バランスが大事だよなあ」と気付けると思います。
さらに、
「Win-Win or No Deal」という言葉があります。
「Win-Winじゃなきゃ意味ないぜ!Win-Winにならないなら、この話はなかったことにします!」という考え方です。
なかなか思い切った考え方ですが、、「Lose-Lose」「Lose-Win」だと自分の目的が達成できないので、そもそもの「私的成功」が達成できていないわけです。「公的成功は私的成功の上に成り立つ」というので、これでは「公的成功」も望めないよというのが、「7つの習慣」の考え方です。
で、「Win-Win or No Deal」につながるのが、第5の習慣です。
8. 第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
「Win-Win」を受けて、まずは相手のWinを深く理解すること。その次に自分のWinを伝えるということ。
実は「最も難しい」と言われているそうです。
具体的な方法は「傾聴」なのですが、経験上、傾聴に徹するのは相当疲れますね笑
やってはいけないとされているのは、「診断する前に処方する」ということです。処方するは「評価する」「探る」「助言する」「解釈する」と言い換えることもできます。
「診断する前に処方する」。ついやってしまいがちなんですよね。。そこをグッとこらえると。第1の習慣を使って、イライラする自分を自覚して、グッとこらえるという。
なお、傾聴の段階としては
- 無視する
- 聞くフリをする
- 選択的に聴く
- 注意して聴く
- 感情移入する、寄り添う
があるそうです。
9.第6の習慣〜「シナジーを発揮する」
「シナジー」とは相乗効果という意味で、「1+1を2以上にする」という風に捉えると分かりやすいかと思います。
第4の習慣でWin-Winが出てきましたが、互いの目標をすり合わせた結果、「妥協」になった経験がありませんか?
お互い妥協点を見出せてよかったよかった、と思いがちですが、妥協は実はLose-Loseだったりします。
当初のWinを調整して下げたりするわけですから。
心底Win-Winになれれば、「あなたのWinと私のWinとで、こういうことまで出来ませんか?」という、もう一段階高いレベルまで達する。
これがすなわち、シナジーと。
まあ、、難易度は相当高いとのことですが。
というわけで、第4〜6の習慣でした。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!