「7つの習慣」に挑む ~その5
うわあっ!1週間どころか8日経ってしまった…。
すみません、慌てて更新します。「7つの習慣」オンラインレクチャーの感想つづき!
ラインナップは、以下のとおりです。
-
なぜ、「7つの習慣」を学ぶべきか? ⇒ 「その2」で書きました!
-
「7つの習慣」で出てくる用語 ⇒ 「その3」で書きました!
- 「7つの習慣」のアウトライン~成長の連続体 ⇒ 「その4」で書きました!
- 第1の習慣 「主体的である」
- 第2の習慣 「終わりを思い描くことから始める」
- 第3の習慣 「最優先事項を優先する」 ⇒ここまで、今回一挙に書きます!
- 第4の習慣 「Win-Winを考える」
- 第5の習慣 「まず理解に徹し、そして理解される」
- 第6の習慣 「シナジーを発揮する」
- 第7の習慣 「刃を研ぐ」
- 質問・レクチャーの感想など
…というわけで、とっとと本題。今日から各習慣をさらっていきます。
ちなみに、第1~第3の習慣は「私的成功」、第4~第6の習慣は「公的成功」につながるとされています。
で、今回は「私的成功」をめざす第1~3の習慣についてです。
4.第1の習慣「主体的である」
主体的とか主体性という言葉をきくとよく、「率先して何かやる」「積極的に挑む」という風なことを想像しますが、それだけではありません。
言ってみれば、「反射的に行動しない」ということです。
例えば、「ある刺激を受けて、それに対して反応する。」ということがあるとして、図解してみると、
刺激 ⇒ 反応
となるわけですが、ここに
刺激 ⇒ 【スペース】 ⇒ 反応
という感じで、【スペース】を置く。こういう風に【スペース】がある状態が、「主体的である」状態というわけです。
【スペース】がない状態は、いわば「反射的に反応した」ということ。逆に【スペース】を設けることで、自分で反応を決める暇ができる、選択の自由を得るということになります。
さて、「主体的である」ことにも段階があり、
自覚 ⇒ 想像 ⇒ 良心 ⇒ 自由意志
という風に流れるとのこと。たとえば、いやな刺激を受けて「イライラしてるなあ」と思うのが「自覚」ですね。
これらの段階には、「他人のせいにする要素がない」ことも注目に値します。「主体的である」ということは、自分をコントロールすることでもあるんですね。
なお、周囲の環境には、自分がコントロールできないこともたくさんあります。ただ、それに悲観することなく、自分で何かしら影響を及ぼせることを探し出し、自分に何ができるかに集中することが大切です。(前者が「関心の輪」、後者が「影響の輪」というらしいです。)
5.第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」
ズバリ、最も重要な習慣と呼ばれている、とのことです。
なお、旧訳版では「目的を持って始める」と訳されていました。こちらの方が分かりやすいですよね。ただ、この翻訳では完全に訳し切れていないということのようです。
新訳の「終わりを思い描くことから始める」の「終わり」とは何でしょうか?例を挙げると、「自分の葬式にどんな弔辞を読んでもらいたいか」とのこと。
つまり、「生涯かけて自分がどんな人間になりたいのか」ということです。
…これは確かに「目的」くらいの言葉では訳し切れていない!
で、思い描いた「終わり」から逆算して、長期、中期、短期の目標を設定していくと。(この辺はやや馴染みありますね)
ともかく、今の行動のその先に「自分がどのような人間になりたいか」があるように。
そういったコンパスを持ちましょう、ということです。
皆さんにはコンパスがありますか?私はまだ…
6.第3の習慣「最優先事項を優先する」
これは、研修でもよく取り上げられる、時間管理についての習慣です。
まず、下の図をごらんください。(エクセルでちまちま作ったのでお見苦しくてすみません)
で、仕事や生活や子育てやデートや遊びや…僕らにはさまざまにやるべきことがあるわけですが、どんな風に優先順位をつけていますか?
上の図に、皆さんのやるべきことを当てはめると、どうなりますか?そして、何を最優先にしていますか?
そんな質問をすると、「重要かつ緊急である第1象限が最優先だ」という人が結構多いんですよね。私も研修受けるまでそうでした。でも実は、第2象限(重要だが緊急性は低い)を最優先にすべきです。
第2象限は「自己投資」と親和性が高いと言われます。「勉強やトレーニングや美容は大事だと分かっているけど、忙しくて自分のことはつい後回しになる」というやつです。
とか言いつつ、「毎日あと1時間だけ追加されるとしたら、何がしたいですか?」という問いへの答えで最も多いのも、第2象限にかかることだとも。
というわけで、第2象限というのが、優先順位をつける上での判断のモノサシになるそうです。所属組織として優先とされているものが自分の第2象限と離れてしまったとき、それは転職のタイミングと言うべきかもしれませんよと。
などなど、いろいろな話がありましたが、1週間単位でスケジューリングし、必ず第2象限を組み入れ、やり遂げるようにすることが大事とのことです。たとえ1時間でも、30分でも。
ちなみに、第3象限(重要性は低いが緊急)がいつも足かせになることかなあと思います。これに振り回されて1日が終わるのは、あるあるですよね。
第3象限のことをやらない、断るという選択ができるか。これは第1の習慣「主体的である」が、力を与えてくれることかもしれません。
・・・はい!というわけで、今回は一挙に第1~3の習慣について、記してみました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!