職業 : 公務員
「どんな仕事に就くか」というのは人生を左右する大きな要因だなーと思っています。
というのは、、
いま就業時間は平均して1日約8時間。
1日は24時間ですが、睡眠や風呂トイレ洗顔その他メンテナンスに8時間くらいかかるわけで。
つまり、8時間/(24時間−8時間) = 1/2
で、1日の半分が就業時間なんですよね。
下手すると人生の半分は就業時間につぎ込んでいると。
なので、就業時間(仕事の内容)は人生を左右するなあと思ったわけです。
それに「公務員」を選んだのはなぜかというと、、
恥ずかしいのですが、大学を留年したからです。
留年した理由は…サークルが忙しかったとか…いや詳しくは省きますが、単なるサボりです。まじめに授業出たくなかっただけです。
ともかく、就活を始めた2003年くらいは、IT関係のベンチャーが次々立ち上がっていました。卒業が近づいた学生には、そういう企業からDM(ハガキやら封筒)やら声かけなどがあったように記憶してます。
ぼくはと言えば、留年したので、ベンチャーとかリスキーな仕事に就くなど親に申し開きができない!固くて安定した、何より「ぼく実はまじめで堅実なんです」と分かってもらえる「公務員」しかないと思ったのです。
とまあ、きっかけなんぞ不純なものです。
さておき、やるからには行政のことを勉強しようと(国文学とかの専攻だったので、行政や法律とは無縁だった)、大学ではオープン科目をとったりしました。
その中で「市区町村の挑戦」という授業がありました。2000年過ぎたあたりから、住民に最も身近な基礎的な自治体である市区町村の権限が強化され、「国の言いなりではなく地域の実情に合った行政」が進んできつつあったんです。
授業では全国から改革派首長を呼んで講義してもらったりと、素人のぼくからすると「市区町村熱いじゃん!」と思うのに十分でした。
また、公務員試験は法律やら専門科目があるので独学じゃムリだと、塾(予備校)にも通いました。たまたま、その塾は「社会を良くするために、次代の公務員を育てよう」というところで、試験対策以外にもいろいろ話をしてくれました。
それも素人のぼくからすると、新しい情報を入れて心を入れ替えるには十分だったんです。
その後どうにか合格して就職し、どうにか勤め続けている今でも、あのころのインプットやらマインドセットは、公務員としての自分の原点になっている感じです。
詳しく書くと長いんでこの辺で。
しばらく自己紹介がつづきます。
では、皆さんいい金曜日を!