音楽という光
皆さんこんにちは。
今日はぼくの趣味の話です。
ぼくは趣味というか、余暇を楽しむ手段をいくつか持っています。
その中でも、音楽は別格な存在なんです。
趣味というか、「自分の心から好きなこと」として胸を張って言えた最初のものだったのです。
それはさておき、、
趣味をきかれて、「音楽です」と言おうものなら、こんな質問が続くものです。
「どんなジャンルが好きか」
「ミュージシャンは誰が好きか」
「最近何の曲がイチオシか」
「何か楽器やるのか」
…実はうまく答えられないんです。
「ジャズギターを習いに行ってるけど、突っ込んで話されても詳しくない」
「サザンから入ったけど、原体験は伊福部昭…ジャニーズは全然聞かないけど、カラオケでは歌えるといいなとか思う」
「ルパパト。知ってる?」
「中3からギターをやってるけど、うまくないです。人前で弾いた経験あんまりないし」
とか答えられても、相手としては迷惑だろう。
要は、話が続かないのだ。
マニアックかというとそうでもない。
オールジャンルかというと、ブラックミュージックやソウルはろくに聞いたことがない。
ギターやってる割に、著名ギタリストはあまり知らないし、曲もちゃんと聴いたことない。
趣味と言う割に、我ながら向き合い方が甘いのですよ。
これは「食」「人付き合い」への姿勢とよく似ていて、
「好きなジャンルは確実に存在するが、嫌いなジャンルはない。ただ、経験が乏しいだけ」
「曲に良い悪いはない。ピンとくるかこないかはあるけど」
という感じ。
良く言えば、「えり好みはしない」
悪く言えば、「そんなに好きじゃないんじゃないの?」
…なんだかとても冷淡ですね。。
ひとつポジティブなのは、「飽きもせず続いている」ということ。
ギターは父のお下がりをもらって始めたのだが、
「お下がり」つまり、父はとっくに弾かなくなっていたのだ。
コードの押さえ方も忘れたくらい。
ぼくはというと、情熱的な活動こそしてないものの、何となくズルズルと続いている。
「もうやめ時かな」と思うこともない。
じゃあ、ぼくにとって音楽とは何か?
それはまだ分からないけれど、
思い悩む深夜に、何となくギターを肩にかけて、何となくコードストロークしたり、何となくのフレーズを弾くと、
何となく心の隅の方に光があたって、
薄暗い悩みを脇に追いやるような、
そんな友達以上の存在にはなってます。
フワフワしてますが、、皆さん、よい金曜日を!