好きなラーメンはただおいしくいただくだけ

予告どおり、ラーメンの話です。

まずはこちらをご覧ください。

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中学生のころから通っている大のお気に入り「メルシー」のラーメン大盛りです。

 

煮干しダシとラードのコクがきいた醤油味。

古き良き東京ラーメンにパンチが入った感じです。

ラーメンに、野菜ラーメン、タンメン、もやしそば、五目そばと多彩なメニュー。

値段はラーメンが400円。25年前は370円でした。値上げたった30円だけ。。

味や大体の値段、メニューに加えて、お店の雰囲気や内装は昔のまんまです。

全部テーブル席なので、相席が当たり前。

学生くらいだと「相席はちょっと恥ずかしいなあ」となるんですが、ここは当たり前なので、相席に免疫がつきます。

ラーメンにたっぷりの黒胡椒とラー油、お酢をちょっぴりかけて、味変しながら食べるのが今でも最高です。

 

と、、ひとしきり愛を語っておいて…

ここから一応本題です。

 

メルシーはこんな感じで、昔のまんまの姿を保っています。

(もちろん看板や店内ポスターなどマイナーチェンジはありつつ)

 

昔の姿を保つということは、昔のお客を守るということだなあと。

日によりますが、学生が大勢を占めることもあれば、常連風のスーツ姿の男性で店がいっぱいのことも。

昔のままなら、常連さんの足も遠のかないですよね。

 

逆に、革新するということは、新たな顧客を入手するということでもあるのかなと。

 

(メルシーというお店は大学近くにあって安いというアドバンテージがあるんで例外ですが)

常連さんも年をとったり引っ越したり生活が変わったりで必ず居付くわけではないので、

長続きさせることを考えると革新して新しいお客を取り込むのが吉ですよね。

だから「伝統は革新の連続」という話になるのかな。

ただ守るだけだと実は衰退するだけ。守っているはずが守れてないことに。

そういうわけで、維持や確保が目的でも、攻める・革新すること、つまりイノベーションを起こしていくことは必要だろうなと思ったわけです。

イノベーションを起こして新たな顧客や支持を獲得していくこと、それが守りたいものを守る具体的な方法だなと思います。

 

ただし、、、

これは個人店(個人事業、個人の取り組み)には当てはまらない、というか、赤の他人が当てはめちゃいけない。

個人店は人生です。

お店にこそ客を選び、どう営業し、どうたたむかを決める権利があるのです。

赤の他人であるお客(利益を享受する側)はそれに口出す権利はないし、口出したければ自分もそのお店に参加し貢献するしかないのでは?

裏を返すと、お客でいる限り当事者にはなり得ないという感じですかね。

 

何かが気になる(または気にいらない)なら、当事者になってしまえという。

当事者になるには…?

ひたすら通って顔を覚えられて、、それからですよね。

 

いや、特に具体例は思いつかないんですが、なぜかそういう考えに至ってしまいました。

何かを助けたいなら、セオリーを押し付けてばかりいないで、ともに汗をかけるようになりたいもんです。